アメリカの成績の仕組み|GPA・W・Pass/No Pass を留学生向けに解説
最終更新: 2026年9月28日
アメリカの成績の付け方は、日本の大学と似ているようで細かいところが違います。 特に、授業をやめるタイミングによって成績表の残り方が変わるのは、知らないと損をしやすいポイントです。 ここでは一般的な仕組みを説明します。OCC での正確な扱いや期限は、OCC のカタログと学期ごとの案内で確認してください。
GPA の計算
成績は A〜F の5段階で、それぞれ点数に換算して、単位数で重みをつけた平均が GPA です。
| 成績 | 点数 |
|---|---|
| A | 4.0 |
| B | 3.0 |
| C | 2.0 |
| D | 1.0 |
| F | 0.0 |
例:3ユニットの授業で A(4.0)、4ユニットの授業で B(3.0)なら、 (4.0×3 + 3.0×4) ÷ 7 = 約 3.43 です。単位数の多い授業ほど GPA への影響が大きくなります。
GPA が大事な理由
コミュニティカレッジから4年制大学に編入するとき、GPA は合否を左右する大きな要素です。 人気の大学や学部ほど、高い GPA が求められます。また、GPA が一定を下回ると Academic probation(成績不振の警告)になり、続くと在籍に影響することがあります。 留学生は在籍の条件がビザに直結するので、早めに Counselor に相談してください。
Drop と Withdraw(W)の違い
授業をやめる手続きには、期限によって2種類あります。
- Drop:学期の初めの期限までにやめると、成績表に何も残りません。
- Withdraw(W):その期限を過ぎてからやめると、成績表に W が残ります。W は GPA には入りませんが、回数が多いと編入の審査で気にされることがあります。
さらに後の期限を過ぎるとやめられなくなり、そのまま成績がつきます。F-1 の学生は、授業をやめて12ユニットを下回ると在籍の条件を満たさなくなるおそれがあります。やめる前に必ず留学生オフィスに相談してください。
Pass / No Pass
授業によっては、A〜F ではなく合否だけで評価する Pass / No Pass を選べます。 GPA に入らないので、苦手な分野で GPA を下げたくないときに使えます。 ただし、専攻の必修科目や編入先の条件になる授業では、A〜F で取る必要があることが多いので注意してください。
Incomplete(I)
学期の終わり近くに、病気などやむを得ない事情で課題を終えられなかったとき、 教授が認めれば Incomplete として後から完成させられることがあります。 自分から申し出る必要があり、期限内に終えないと別の成績に変わります。
A を取りやすい授業を選ぶには
同じ科目でも、教授によって A の取りやすさは大きく違います。授業の選び方で紹介したポイントに加えて、 日本人版RMP では実際に取った日本人留学生の「A の取りやすさ」と「取った成績」を教授ごとに見られます。