英語に不安がある日本人留学生のための、OCC の授業の選び方
最終更新: 2026年9月28日
同じ科目でも、どの教授の授業を取るかで、英語の負担はまったく違います。 早口で板書が少ない教授もいれば、スライドを全部配ってくれて、試験に辞書を持ち込める教授もいます。 ここでは、Orange Coast College(OCC)で授業を選ぶときに、日本人留学生が特に見ておきたいポイントをまとめます。
1. まず「聞き取りやすさ」を見る
英語に慣れていない最初の学期は、講義を聞き取れるかどうかが一番の分かれ目です。 話すスピード、なまりの強さ、スライドや板書の量で、同じ内容でも理解度が大きく変わります。 講義が録画されていたり、スライドが事前に Canvas に上がったりする授業なら、聞き逃しても後から追いつけます。
2. ディスカッションとグループワークの量
授業中に意見を言う時間が毎回あるか、グループで発表を作るかは、教授によって大きく違います。 発言が成績に入る授業は、英語で即答するのに慣れていないうちは負担が大きくなりがちです。 逆に、英語に慣れるために、あえて少しディスカッションのある授業を1つ入れるのも手です。
3. エッセイの本数と試験の形式
書く量は、英語の負担にそのまま響きます。学期中のエッセイが何本あるか、何語くらいかを確認しましょう。 試験は、選択式か、記述か、エッセイかで準備の仕方が変わります。 対面の記述試験は時間内に英語で書き切る必要がありますが、オンラインの試験なら落ち着いて書けることもあります。
4. 辞書とチートシートが使えるか
試験に辞書(紙や電子)を持ち込めるか、公式や要点をまとめたメモ(チートシート)が使えるかは、 留学生にとって想像以上に大きな差になります。シラバスに書かれていないことも多いので、 実際に取った人の情報が役に立ちます。
5. 対面・オンライン・ハイブリッド
OCC には、対面、決まった時間に Zoom などで受ける「ライブオンライン」、自分のペースで進める「オンライン」、 その組み合わせの「ハイブリッド」があります。 オンラインは聞き直しができる一方で、質問しにくく、締め切りの管理を自分でする必要があります。
F-1 ビザの学生は、フルタイム(通常12ユニット以上)で在籍する必要があり、 オンラインの授業をフルタイムの単位として数えられる量にも制限があります。 履修を組む前に、必ず OCC の留学生オフィス(International Center)で確認してください。
6. 教科書と、教授からの返信の速さ
教科書が必須か、なくても何とかなるかで、出費と予習の量が変わります。 また、メールの返信が速い教授だと、分からないことをすぐに聞けて安心です。 英語でメールを書くのに時間がかかるうちは、オフィスアワーに直接行くのも良い方法です。
学期ごとのおすすめの組み方
- 1学期目:聞き取りやすく、辞書が使えて、エッセイが少ない授業を中心にする。 英語の負担が重い授業は1つまでにする。
- 2学期目以降:英語に慣れてきたら、ディスカッションやエッセイの多い授業を少しずつ増やす。
- 英語に慣れてから:早口で、試験が対面の記述やエッセイ中心の授業は、後回しにできるなら後回しにする。
日本人版RMP では、この考え方に沿って、教授ごとに「1学期目から取れる」「2学期目以降」「英語に慣れてから」の目安を出しています。
履修登録のタイミング
OCC の授業は Fall・Winter・Spring・Summer の4学期制です。人気のある教授の枠はすぐに埋まるので、 自分の登録開始日を確認して、候補の授業を前もって決めておきましょう。 次の履修登録は10月26日ごろから始まる見込みです(正確な日程は OCC の発表を確認してください)。
Rate My Professors との使い分け
Rate My Professors は件数が多く便利ですが、書いているのはほとんどが英語が母語の学生です。 「教え方が上手い」「課題が多い」は分かっても、「英語が母語でない人が聞き取れるか」「辞書が使えるか」はほとんど分かりません。 両方を見比べるのがおすすめです。